映画について

人権を映画で観て語った2日間

2月13日と14日に、旧作の日本映画を6本観た。 1951年から2015年まで、時代は様々だが、大いに考えさせられる作品ばかり。 家族の崩壊、リストラ、政治の謀略、戦争、差別、思想といった、現代にも通じるテーマを描いたすごい内容だ。 2日間とも大入り。年配…

父をめぐる旅』上映のお知らせ

高校時代の友人である映画監督・武重邦夫さん(今村昌平の愛弟子で、今村プロ&日本映画学校の創設者)が、愛知県豊橋市出身の日本画家中村正義の生涯を描いたドキュメンタリー映画『父をめぐる旅』を完成。全国各地のミニシアターで順次上映される予定です…

友人の武重邦夫プロデューサー(今村昌平の愛弟子)が企画製作した、名古屋市の南医療生協を描くドキュメンタリー映画『だんらんにっぽん』http://danran-nippon.main.jp/が、6月9日(土)から6月29日(金)まで名古屋の名演小劇場で上映されている。 1959…

『悲情城市』&ホウ・シャオシェン監督を囲む座談会

愛知県芸術文化センターにて開催。 99年に在日台湾人の友人の里帰りについて行った台湾北部。本作は未見だったが、ロケ地の基隆と九分を案内してもらった。 帰国後、すぐにビデオで鑑賞。画面が小さいため、海や山、レトロな美しい景色を堪能できなかった。 …

戦闘を初めとする暴力シーンが苦手なので、そうした類の近作としては、「レッドクリフ1・2」と「ワールド・オブ・ライズ」くらいしか観ていない 。 この3作だけでも、過剰なまでの暴力表現に、思わず目を背けてしまった。 暴力映像は攻撃性を増大させると…

お盆を挟んで2週間、共にバッグパッカーの達人である次女と婚約者、我々夫婦の4人でハードな車の旅をした。因みに、スペインでのドライブは10年前、アンダルシア地方で経験済みである。 行程は、バルセロナ〜モンセラット〜リエイダ〜ウエスカ〜ハカ〜パンプ…

女性監督にエールを!!

映画の歴史が始まって100 年経つ。草創期には、欧米でも女性監督が男性と肩を並べて活躍した時代があったが、映画産業のスケールが巨大化するとともに、監督を始め、俳優を除く主だった職種から女性は排除され、男性の独占場として定着してしまった。 昨今の…