いのちの作法

*[映画について] 
 多忙のため、ブログの更新が滞っているが、今回は、すばらしい映画の紹介をさせていただきたい。
   

 高校のクラスメートである、映画監督の武重邦夫さん(今村昌平の愛弟子で、「楢山節考」などの助監督を務め、日本映画学校の設立にも関わった)が、製作総指揮をした記録映画「いのちの作法」が、


12月27日(土)から1月9日(金)まで、
名古屋駅西の映画館「シネマスコーレ」で、
朝1回上映(10時40分〜12時30分)される。


 現在、東京の「ポレポレ東中野」で、11月29日から12月28日まで上映中だが、ぴあ満足度調査でも1位を獲得し、好評とのこと。


 また、「キネマ旬報」12月下旬号でも、映画評論家の佐藤忠男氏が絶賛している。


 さらに、「キネマ旬報文化映画ベスト・テン」に於いて、最終選考作品として選ばれているそうだ。


(ぴあ映画作品情報より)
 世代は違えど“いのち”の重みは変わらない
数々の困難を乗り越えて昭和30年代に全国に先がけて老人医療の無償化を
達成した旧沢内村
 合併して名前が変わった今も“生命尊重”を第一に掲げる町にスタッフが
長期滞在して製作したドキュメンタリー。
 町が守り続けてきた理念や、その想いが新しい世代に継承されていく様など
を記録。町の実態以上に、住人たちの“こころ”が伝わる1作だ。

STORY
 岩手県沢内村は昭和30年代に老人医療の無償化と、
乳児死亡率ゼロを達成した。
 時が流れ、合併して西和賀町と名を変えた現在も、人々は“生命尊重”を町是に掲げている。
 カメラは町に長期滞在し、人々の姿を捉える。


 地味な作品なので、応援したいと思い、PRさせてもらった。観賞していただければ幸いである。


 なお、武重邦夫さんについては、下記のHPにて「愚行の旅、僕と映画と今村昌平」というエッセイが連載されている。